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【東京証券取引所】アジア地域リート対象のETF上場記念セミナーを開催!

 2017年6月29日、東京証券取引所は日本で初めてとなるアジア地域のリート(REIT / 不動産投資信託)を投資対象としたETF(上場投信)である「上場インデックスファンドアジアリート(1495)」の上場を記念し、シンガポールからもスピーカーを招いて「アジアリートETFセミナー(マーケット・アナライズ plus+)」を東京・大手町サンケイプラザで開催した。

 

canvas_02【開会挨拶】東京証券取引所 常務執行役員 小沼 泰之氏

 開会冒頭、小沼氏は挨拶で、日本のJ-リートは2001年に上場開始してから58銘柄まで増えたことを紹介した後、「この間にアジアのいろいろな市場でもリートマーケットが拡大して成長してきている。今日はJ-リートではなく、アジアのリートに対して、いろいろな情報を提供して注目していただこうという趣旨での開催だ。」と挨拶。

 続けて、「自分もこの20年くらい仕事の関係で毎年何回かアジアの国々に訪れるが、行くたびに不動産、ビル等の開発が進んで目覚ましい成長を遂げている。そこを証券化という手法で一般の投資家の方々に売買ができるようにしたものがリートで、そのリートをインデックスにしたものが新たな上場商品として本日、東京証券取引所に上場した。これは元々シンガーポール取引所に上場しているものを東京証券取引所にも上場したイメージだが、取引所間の協力事業のひとつとして新しい第一歩を切った上場といえる。」と上場の経緯などについて紹介した。

 

canvas_3_1【講演】シンガポール取引所(SGX)Executive Vice President Chew Sutat氏「シンガポールリートの魅力について」~シンガポールはアジア最大のリート市場で香港、日本、豪州を時価総額でも引き離しており、平均配当利回りは6.4%を維持

 Sutat氏は冒頭、株主でもある日本取引所グループ、上場を支えた日興アセットマネジメントに謝礼を述べた後、シンガポールとSGXの概要についてを簡単に紹介。同国は世界第3位の金融センターとして、事業環境そのものは世界1位であり、財界人にとって世界で3番目に重要な国となったことなどをPR。同様にSGXについても世界で最も国際的な取引所だとして、上場企業のおよそ40%が国外企業であり、先進市場はもちろんアジアの新興市場へのアクセスも抜群だと語った。さらにSutat氏は、「シンガポールはアジア最大のリート市場で香港、日本、豪州を時価総額でも引き離しており、平均配当利回りは6.4%を維持している。」とその魅力の一端を紹介した。

 

canvas_4 【講演】FTSE 在日代表 荻野 祐次氏(写真左)「FTSE EPRA NAREITアジア(除く日本)リート10%キャップ指数の説明」

 今回上場したアジアリートは、円換算した「FTSE EPRA/NAREIT アジア(除く日本)リート10%キャップ指数」の変動率に一致させることをめざしている。荻野氏は、同指数をFTSE( Financial Times Stock Exchange)が公表しており、日本を除くアジア各国の上場不動産投資信託(およびそれに類する有価証券)の投資収益を時価総額で加重平均して指数化したものだと紹介。その他にも詳しく同指数について解説した。

【講演】東京証券取引所 金融リテラシーサポート部 課長 三木 誠氏(同中央)「最新のETF検索ツールのご紹介」

 三木氏はETFの情報収集方法として、身近なお金の話から、プロが教える資産形成のノウハウまでわかりやすく解説し、ETFを活用した資産形成法も紹介するサイト「東証マネ部」や、資産形成に役立つ記事やETF情報等を週一回配信するLINEアプリを紹介。様々な条件からETFの銘柄検索が可能な「銘柄検索」コーナーやJPXのサイト内の「ETF・ETNレポート」コーナーについてもPRした後、ETF活用術として日本株以外の外国株や不動産、金・原油といった商品などにも投資可能であることなどを説明した。

【講演】日興アセットマネジメント ETFセンター長 今井 幸英氏(同右)「アジアリートETF 商品説明」

 今井氏は都市化するアジアのリート市場の魅力や規模、6%を上回る相対的に魅力的な配当利回り、日本の株価市場と比べて右肩上がりに推移するリート指数について解説した後、ファンドの商品仕様について詳細を紹介した。

 

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