【DZHフィナンシャルリサーチ】「投信は、仕組みをよく理解して買うのが基本です」~投資信託を買う前に、知っておきたい現在の動向と考え方~DZHフィナンシャルリサーチ 野口文高さんに聞く

投資信託を買う前に、知っておきたい現在の動向と考え方~仕組みをよく理解して買うのが基本

【DZHフィナンシャルリサーチ】「投信は、仕組みをよく理解して買うのが基本です」~投資信託を買う前に、知っておきたい現在の動向と考え方~DZHフィナンシャルリサーチ 野口文高さんに聞く

■投資信託への資金流入は10年以上プラスの状態が続いている

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今回は、国内の公募投資信託やETF(上場投資信託)の動向、投信の国際比較など、個別の投信を検討する前に知っておきたい投信の大きな流れについてお話したいと思います。

まず、投資信託の純資産残高から見ていきましょう。国内公募投信の純資産残高は、2016年2月末現在で88兆8597億円です。2015年5月に初めて100兆円を超えましたが、その後は世界的な相場の調整の影響で減少しました。ただ、資金フローで見ると、2003年以降、毎年プラスで推移しています。また月単位でも、2014年12月以降、ETFを除く株式投信への資金流入はプラスを継続中です。2月は日銀によるマイナス金利導入の影響で公社債投信から大量の資金が流出し、株式投信と公社債投資を合わせた投信への資金流入はマイナスとなりましたが、株式投信の資金流入はプラスが続いています。

その中で、特に注目したいのが、毎月分配型以外の投信への資金流入の増加です。日本では長い間、毎月分配型が大半でしたが、2015年は毎月分配型への資金流入が3.81兆円であるのに対して、それ以外の投信へは4.84兆円と、毎月分配型を上回る結果になりました。

毎月分配型以外が伸びている一因としては、アベノミクス相場で株価が大きく上がってきたことも影響していると考えられます。ただ、毎月分配型への資金流入も3.81兆円ありますから、毎月分配型の人気がなくなったということではなく、投信全体が伸びている中で毎月分配型以外にも指向が広がっていると言えるのではないでしょうか。

 

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