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【スティラート】なぜ今 リベラルアーツが「人財」育成に必要なのか!?金融・IT業界のビジネスピープルを対象にした「ExARTアカデミー」!

 

 

 芸術文化教育に関する研修プログラム、講演、イベントの企画、運営などの事業を展開するスティラート(stylart、以下同社)は、金融・IT業界等のビジネスピープルを対象に、「アート」の力で企業の「人財」を育てようとする「ExARTアカデミー」を開催している。2016年12月公開の取材レポート(日本美術編)に続き、今回は宗教学編をレポートでお届けしたい。

 「宗教学編:知っておくべき世界と日本の宗教 」は、日本美術編同様、2016年は年間で全12回の講義が組まれたが、既にご紹介の通り、年が明けた本年2017年(プログラム)のカリキュラムには、さらに【STEP 2 コース】として、「日本美術編:洞察と想像力で観る日本美術 (全3回)」、「宗教編:宗教における思想と判断軸 (全3回)」、「ワイン編:ワインビジネスの真髄 (全6回)」が新たに追加され、カリキュラムの内容が大幅に強化された。

 
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 宗教学編の講義(平日の19:00~21:30頃)も、日本美術編同様、東京駅近くにあるアーク東短オルタナティブのイベントスペース「ARK LIBRARY」で行われ、取材した12月22日(木)は最終回の講義が行われた。

 

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【開始の挨拶】スティラート 代表取締役 大久保 有希子氏

 午後7時を迎え、進行も兼ねる大久保氏がまずは挨拶。最終回であるこの日の講義の内容などについて説明する。その後、宗教学編の講義が始まった。

 
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【講義】宗教家・ギャラリーヒマラヤンアート主宰 牧野 宗永氏「知っておくべき世界と日本の宗教(最終回)」
この日のテーマは「なぜ殺してはいけないのか?- 仏教の幸福論」

 最終会である今回のテーマは「なぜ殺してはいけないのか?- 仏教の幸福論」について。牧野氏は講義開始早々に受講者に対して、まずは「皆さんにとっての宗教とは?」という問いを投げかける。

 受講者が一通り「行動規範・・」、「心の救い・・」、「死に対する不安を解消するもの・・」、「自分を律するためのもの・・」などと回答した後、牧野氏はオウム真理教と闘って亡くなった坂本弁護士の「宗教が世の中に存在意義があるとしたら、多くの人を幸せにしないと意味がない」という言葉を紹介し、宗教とは、「我々が幸せに、幸福に生きるためのもの」だとする自身の宗教観について解説を加えていった。

 その後も、「自分の愛すべき子供を殺した殺人犯の裁判で、精神疾患で情状酌量の余地ありの判決。そのとき、犯人を必ず極刑(死刑)にできるという優秀な弁護士に出会う。あなたはどうしますか?」という質問を通じて牧野氏は、「なぜ殺してはいけないのか?」というテーマについて掘り下げていく。感情に任せて復讐をしても、結局その人は幸せにはなれず、何も戻ってもこず、ネガティブな感情はネガティブな行動を生み、最後にはそれが自分に返ってきてしまう「因果応報」について解説し、ネガティブな感情から解き放たれて充実し安定した気持ちに落ち着くことこそが仏教の幸福論であると受講者に語りかけた。

 単に聞くだけの受け身の「受講」ではなく、1年を通じて「思考する」、「発言する」ことを繰り返し、自分なりの宗教観を確立しながら、受講者達はビジネスパーソンとしての武器といえる教養や思想を身につけていく。

 

 

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